関西の難関私立大学を示す通称である「関関同立」
今回はそのうちの1つである関西大学の受験について、関大生の筆者が解説していこうと思います。
関関同立の中では一番下だと言われる関大ですが、試験は独特な問題が多く、好き嫌いが分かれる問題になっています。

なんか関大の問題苦手。他の大学の方が素直でいい。
僕の友達はこんなことを言っていました。本当に苦手な人は苦手なようです。
しかし、関大を受けると決めたからには苦手とは言ってられません。ではどうするのか?
関大は試験の情報をしっかりと把握し、対策をしっかりすれば苦手であっても戦えるようになります。
実際に僕も最初は全然点が伸びなくて、ずっと5割しかとれないときもありました。それでも合格できたのは、情報を他の受験生よりも集め、対策を繰り返してきたからです。
なので今回は関大の受験について徹底解説していこうと思います。


難易度
この記事の内容
- 関大英語・国語・日本史を徹底解説
- 関大キャンパス紹介
- オープンキャンパスについて
- オープンキャンパスへの服装
関西大学とは
関西大学 (かんさいだいがく、 英語: Kansai University )は、 大阪府 吹田市 山手町三丁目3番35号に本部を置く 日本 の 私立大学 である。 1922年 に設置された。 大学の略称 は 関大 (かんだい)。 関西大学は、 江戸時代 後期の 1825年 ( 文政 8年)、四国高松出身の儒学者、 藤沢東畡 (1794-1864)によって大坂市中に開かれた漢学塾「 泊園書院 」を源流とし、 1886年 に関西初の法律学校として大阪府 大阪市 西区 京町堀 の 願宗寺 に開かれた 関西法律学校 を起源に持つ大学である 。
Wikipediaより引用
「関関同立」の一角でもあり、創立されてから100年以上経っている伝統ある大学です。
日本史でもでてくるほどです。
現在は、法、文、商、社会、政治経済、外国語、人間健康、総合情報、社会安全、システム理工、環境都市工、化学生命工の13学部、大学院、法律大学院、会計専門大学院、留学生別科を擁する大学です。
キャンパス
関大には主なキャンパスとして4つあり、それぞれに様々な施設があり、学部ごとにも別れています。
自分が受験する学部のキャンパスはどれなのかを把握して、勉強の糧にしてください。自分は受かったらあのキャンパスで過ごせるんだと想像をして勉強頑張っていました。
(このキャンパス以外にもキャンパスはあります。)
千里山キャンパス
関大のメインキャンパスです。甲子園球場の約9倍に匹敵する敷地に文理10学部が集まっています。


千里山キャンパスの学部を受験しようと思っている方は是非読んでみてください。


学部:法、文、経済、商、社会、政策創造、外国語、システム理工、環境都市工、化学生命工および大学院
高槻キャンパス
大阪と京都の中間に位置し、眼下に高槻市街地の広がる丘陵地にあります。甲子園球場の約11倍の敷地があります。まさかの千里山キャンパスより広いという事実。
また、日本の大学として初めて整備された「関西大学たかつきアイスアリーナ」があり、地域連携の拠点にもなっています。


学部:総合情報学部
高槻ミューズキャンパス
2010年に大阪と京都の中間に位置するJR高槻駅前という好立地に開設されました。児童図書館や生涯学習センターなどの施設もあります。


学部:社会安全
堺キャンパス
交通の便にも恵まれ、また学校教育システムの中で体験学習を教育の手法として活用するための「体験学習エリア」や、「ユーモア科学測定室」などが設置されていることも特徴です。


学部:人間健康学部
入試難易度
レベルとしては標準的な問題で、どの学部も7割が合格のラインだと言われています。
しかし、特徴のある問題が多く、対策をきちんとしていないと点数をとるのは難しいです。毎年問題の傾向はほとんど変わっていないので、過去問をどんどん解いていくことが重要です。
自分的に7割だと少し不安だと思います。8割あればほぼ確実だと言われています。
関関同立の中では一番下だと言われていますね。
入試要項
入試の詳しい情報に関しては、関大のホームページを見た方が正確でいいと思います。
注意してほしいのは、例年通りのところもあるが、変わっている可能性もあるので、情報は正しく集めたほうが良いということです。
例えば、自分が関大を受験した2021年度の入試はこれまでとは違い、学部個別日程がなくなり、全学部日程だけになりました。このように何が変わるか分かりません。
ここで最新の情報を入手してください。
対策


教科ごとに対策を説明しています。自分の教科をしっかり対策することが必要になってきます。
文系の場合は基本的に英語、国語、選択教科の3科目だけです。ですが、対策は必ず必要なので、しっかりと準備しましょう。
英語
関大の英語は基礎~標準問題ばかりで、難しい単語が出てくることはほとんどありません。
基礎的な知識と問題に慣れていけば、8割はとれます。何度も過去問を解いて、慣れるのが一番です。
大門1は毎回満点を安定して取るのが理想です。


日本史
日本史は本当に得点源になります。しっかりと勉強していて、基礎ができていれば8割とれますし、対策をすれば9割も狙えます。
地図問題や史料問題を対策してください。関関同立の中では一番簡単です。


国語
入試において安定することのない科目ですが、関大の場合はそうとは限りません。関大国語は解き方を知って、練習をすれば安定できます。
特に内容一致問題は練習することで一番伸びる問題だと思います。


世界史
世界史は自分の選択教科ではなかったので、自分自身がしてきた対策というものがないため書くことができませんでした。
他の記事を参考に対策をしてください。
他の地理、政治経済も同様です。
オープンキャンパスについて


オープンキャンパスなんて必要ないと思うかもしれませんが、行けるなら絶対に行った方がいいです。実際に自分は関大のオープンキャンパスに行って、「ここがいいな」と思って関大を目指しましたし、逆に行ったから「やめておこう」と考える人もいるかもしれません。
志望校がいくつもあって悩んでいる人は特に行くべきです。実際に大学をみて、印象がガラッと変わることもあるので、自分の目でみて判断してほしいなと思います。



私は学校の説明会などには行かずに、学校の雰囲気や移動の時間などを知るために行きました。
是非軽い気持ちでもいいので行ってみてください。
オープンキャンパスに行くときの服装は?
自分は友達と相談して制服で行きました。「ダサ!」となることもありませんし、一応制服もちゃんとした服装なのかなと思い、制服にしました。



制服の方が無難ですよね。
割合的には制服の方が多かった気がしますが、私服の子も全然いたのでどちらでもいいと思います。
まとめ
ここまで関大の受験をメインに解説してきました。
これをみて少しでも役に立てれば幸いです。オープンキャンパスにも是非行ってみてください。
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