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【関西大学の国語】関大の国語を関大生が徹底解説!~配点からおすすめの解き方まで~

関大国語

今回は関大の国語について問題構成から勉強方法まで詳しく解説していこうと思います。

独特な問題が多い関大の国語ですが、対策をしっかりすれば、7割、8割は安定してとれるようになります。

悩む人

具体的に何をすれば良いのか分からない!傾向や勉強法まで知りたい!

自分が実際にやっていた勉強法まで詳しく解説していこうと思います。

難易度 

この記事の内容

  • 関大国語の対策
  • 合格最低点や難易度 など
目次

解答方式・時間

時計

解答は記述式マーク式で、内容説明が中心です。この記述式は入試が6日間あるうちの3日間出題されます国語は出題形式も特殊なので注意してください。(この資料は2021年度の入試資料になります。年度によっては内容が変更されている場合があるんので最新の情報をチェックしてください)

関西大学ホームページより引用

現代文1題古文1題の大門2題構成です。記述問題は現代文では漢字の書き取り50文字の内容説明問題が、古文では口語訳が例年出題されています。

解答時間は75です。

難易度

関大の国語は解き方を知って、何度も練習すれば8割はとれるようになります。文の内容を的確に読み取って、5択の中から正解を出せるかがポイントです。

設問内容と選択肢については標準的なものが出題されています。問題文が長いので読むスピードも大事になってきます。

全体でみると標準レベルと言えます。

合格最低点は?

素点で7割~8割あれば合格できると思います。国語は他の教科に比べて点数が安定しないと思うので、国語で点数を稼ごうとは考えない方がいいです。

国語は問題数が他の教科に比べると少ないので、1問落としただけでも結構引かれます。

なので、1問1問を大切に解いていってください

採点方法

実際に今回紹介する配点で採点しているかは分かりません。自分や周りの受験生がやっていた方法を紹介していきます。

筆記なしの日程;大門1 10点×7問(現代文) 4点×5問(漢字) 

        大門2 6点×10問(古典)  合計100点

筆記ありの日程:大門1 3点×2問(漢字筆記) 8点×5問(現代文) 

        2点×5問(漢字) 15点(筆記問題)

        大門2 8点×8問(古文) 15点(筆記問題)  合計150点

こちらを参考にしてみて下さい。

時間配分

時間配分は、75分を半分にするのが一番だと思います。現代文と古文でそんなに難易度は変わりません。個人的には現代文の方が掛かる気がするので、現代文の比重を多くするのもいいと思います。

後にやる方が焦らなくていいぐらいに時間を残せるかが大切です。

対策

国語に関しては、問題の傾向を知って、対策をするだけで点数が上がります。

そこに速読力と文章を正確に読む力があれば、8割とれます!

現代文

文が長いので、読解力をつけるという意味で日頃から読書をするのはおすすめです。

問題形式で練習するならセンターを解いてもいいと思います。しかし、結構問題の解き方が違うのでそこは注意です。

まず、関大の現代文は文脈と問題文を照らし合わせて正解を導くという間違え探しをするような問題です。

内容が問題文と合っていたら正解になります。

おすすめの解き方(現代文)

現代文
STEP
①まず本文を読む前に問題文を前から2つ読みます。そこではその問題文のキーワードとなるような単語に線を引くか、丸で囲んでチェックします。

例:問2 筆者はゲーミフィケーションという言葉が流行語となったことについて、どのように述べているか。  問3 筆者は、インターネットの普及により、どのような変化が生じたと述べているか。

2019年度国語より引用

この問題文では「ゲーミフィケーション」と「インターネットの普及」に印を付けます。この後は本文に戻りますが、少し選択肢を読むのもありです。

STEP
②印を付けたら本文に戻って①でつけた問2の印の単語があるところまで読みます。
STEP
③問2を解いたら問4の問題文のキーワードに印を付けて、問3の印の単語を探して解いていきます。
STEP
④問3を解いたら問5の問題文のキーワードに印を付けて、問4の印の単語を探して解いていきます。

これを繰り返して解いていきます。

大事だなと思ったら本文に線を引くのもおすすめです。

この解き方で本文と選択肢の間違え探しをしてください。

これはどの大学の現代文でもすると思いますが、接続語にも印はしておいてください。

漢字

漢字は基本的な問題がほとんどです。過去問を遡ると四字熟語の漢字が問題になっていたり、難しいものが多い印象でしたが、最近はそこまで難しくないです。

ここは満点を狙っていきましょう。参考書は学校で配られるもので十分です。

古典

古典も基本的な古語、助動詞、助詞を中心とした問題になっています。

ここで注意してほしいのが、関大の古典で文法問題がないからといって、文法を疎かにしてはいけないということです。

受験生

文法問題でないし後回しでいいや。

僕の友達にこういう子が実際にいました。ダメです!

問題は文法を使わないと解けないものばかりです。全て必要です。特に敬語、助動詞。完璧にしてください。

おすすめの解き方(古典)

古典

古文も現代文と解き方は似ていますが、少し違います。

STEP
①まずは本文を読まずに説明文をしっかりと読みます。

ここで登場人物をまとめたり、どういう話なのかを理解します。

STEP
②問1の選択肢の最初の方だけ読みます。

例:a 二人は結婚したばかりで、賤しい身分でなかったけれども、、、、

    b二人は結婚してから長い年月がたち、賤しい身分ではなかったけれども、、、、

最初でも異なる場合があるので、何個か読んで当てはまりそうなところを探して解いていきます。

STEP
③選択肢で読んだ箇所を探します。

例:あひ知りて年ごろありけり、、、、、

STEP
④見つけたらそこから選択肢と照らし合わせて解いていきます。

このときに解き終わったところで本文に線を引いておくと、次の問題の時に探しやすいです。関大の国語は何回も本文と問題文を行き来するので、印をつける習慣をつけたほうがいいです。

これを繰り返して解いていきます。

参考書

古典単語ゴロゴ!

これはまじでおすすめです。古典単語をもう覚えてるよっていう人にはおすすめしませんが、これから単語覚えるよという人や、古文単語が覚えにくいという人には是非よんでほしいです。

ちなみにですが、買うならプレミアム版をおすすめします。少し高くはなりますが、全ての単語に絵がついているので覚えやすいです。

最後に

関大の国語は英語同様に対策をしっかりとすれば8割を狙えます。

過去問を解いて問題に慣れることが一番だと思います。なので2年から基礎を固めて3年の秋ぐらいから過去問を解いていったらいいと思います。

センターもいい練習になります。

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