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【受験生必見】共通テスト日本史の勉強法・対策・感想(2021年度共通テストの受験生が語る)

共通テスト日本史

今回は私の受験から導入された共通テストの日本史について話していこうと思います。

センター試験から共通テストに変わり、いろいろな指摘がありながら実施された初の共通テスト。

日本史の場合は結構な変化がありました。しかしセンターと似ている問題もありました。ここでは、私や周りの受験生がしていた勉強法や対策をお伝えしたいと思います。

難易度 

この記事の内容

  • 共通テスト日本史の内容
  • 共通テストを受けた感想 など
目次

解答時間・解答方法

時間はセンターと変わっていません。

解答時間  60分

解答方法も変わっていません。

解答方法  全問マーク式

設問構成と出題範囲

大門内容配点
テーマ史16
古代16
中世16
近世16
近代12
近現代24

大門ごとの配点は年によって変わりますが、大門6の配点は毎年高いと思います。

大門1(テーマ史)

ここでは時代を問わず、特定のテーマによって出題されます。

私がうけた共通テストでは高校生の会話文の形式で出題され、単に用語だけを覚えていても解けないような問題でした。

大門2(原始・古代)

原始・古代の広い範囲から出題され、生徒の発表要旨を素材にしている問題でした。

年代順に配列させる問題があるなど、これまでのセンターとは違う要素もありました。

大門3(中世)

中世の都市と地方の往来をテーマに出題されました。

センターと同様に知識を問われている問題もありました。この時代ぐらいから文化史もややこしくなってきて混乱しやすいので注意してください。

大門4(近世)

ここで一番の大物時代 江戸 が出てきます。

図を用いた問題や史料問題など共通テスト特有の判断力思考力が問われるものが出題されました。将軍の数が多いので、混乱しないようにしっかりと覚えてください。

大門5・6(近現代)

人物史や史料問題などが出された。特に注目したいのはグラフの読み取りです。

センターではなかった形式なので対策は必要です。明治~現代は海外との関係もややこしいところが多いので注意してください。

難易度

実際やった個人的感想としては、センターの方が解きやすかったです。

センターに比べて単純な知識問題が少なく、読み取る力がいるからだと思います。だいたいの塾がやや難化していると発表しているので、多少難しくなっていると思います。

しかし、覚えることはセンターの時と変わらないので、形式に慣れて読み取る力がつけば高得点を狙えます。

勉強法

センター試験と同様暗記が一番大事になってきます。すべての教科にいえることですが、知識量に勝るものはありません。

流れを掴んでいれば、暗記するのが一番です。

暗記から逃げて何か方法がないかと検索しても多分そんな都合のいいものはありません。やった人が受験に勝つのです。あたりまえですが、、

覚えることを覚えたら問題を解いていってください。センターでもいいですし、共通テスト用の問題集があると思うのでそれでもいいです。

ここで重要なのはたくさん問題を解くことではなく、しっかりと復習をすることです。間違えた問題を印したり、ノートにまとめるなど工夫することが重要です。

詳しく問題別の対策を紹介しようと思います。

1,史料問題の読み取り

これは正直問題を解いて慣れるしかありません。しかし、気をつけてほしいポイントがあるのでそれを紹介しようと思います。

  • 問題文まで読む

なぜ問題文まで読む必要があるのか? それは答えに繋がるポイントが隠されていることがあるからです。

例えば、時代。何世紀か何時代なのかが書かれていることがあります。他にも謝っているものを選べなのに自分の思い込みで正しい答えを選んでしまうということがあります。

これは他の問題でも言えることです。

  • 史料の隅々までヒントを探す

これは模試を受けている時に思ったことなのですが、ひっかけのような問題が出てきて「そんなとこに書いてたのか」と思ってしまうところにヒントが書かれているものがあります。

史料の端まで読むことで必要な情報を集めて答えを出す必要があります。

2,並び替え問題

共通テストの並び替え問題は年号を使って解くというより、時代の大まかな流れを知っている必要があります。この用語があるから室町時代だなというふうに、用語と時代を結びつけることが大事です。

  • 惣→室町時代
  • 適塾→江戸時代
  • リットン調査団→昭和

このようにイメージを定着させるようにしましょう。

そのためには、何度も一問一答を復習する必要があります。

3,用語問題

これも普通の知識だけではきつい時があります。

共通テストではある用語に関してのことが問われます。つまり、ただ単に用語だけを覚えていても意味がないということです。

上でも言ったように時代と結びつけたり、誰の将軍または天皇の時に起こったことなのかを結びつけることが必要になってきます。

  • 滝口の武士→宇多天皇
  • 霜月騒動→北条貞時
  • 日清戦争→伊藤博文
  • 二・二六事件→岡田啓介

何回も繰り返すことでイメージはつきます。継続することが大事です。

実際に受けた感想

自分の受験から共通テストに変わるということで不安が大きかったです。

コロナの問題もありいつもの受験とは違ったけど、勉強することには変わりなかったし、周りの受験生も同じ状況なんだと思えば、前向きに頑張ることができました。

まとめ

ここまで共通テストの日本史について話してきましたが、やっぱり一番大事なことは知識量を増やすことです。

基礎ができればだいたいの問題は解けるようになると思います。

本番の時間配分も練習しながら決めていってください。

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